PowerArQ3・Pro・S7のポータブル電源を比較し、どれがおすすめなのかについてお伝えします。
趣味のDIYやキャンプ、車中泊、屋外のイベントで活躍していると評判になっていますよね。
また、停電や災害時に電源が必要な時には、このポータブル電源があると、初期対応としてライフラインの電気の供給が不便なくつかえる代物です。
今回は各メーカーから販売されているポータブル電源の中から、デザイン性と機能性が充実しているSmart Tap社の『Power ArQ(パワーアーク)』シリーズをご紹介します。
なかでも人気のある「Power ArQ 3」「 ProPowerArQ S7」「Power ArQ Pro」をとりあげて、比較してみました。
ポータブル電源は手軽に使えますが、まだまだ高額です。
なのでしっかり吟味して購入したいですよね。
Power ArQのポータブル電源の購入を検討されている方、どのタイプを購入しようかと迷われている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
お役に立てる情報がきっとみつかりますよ。
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PowerArQ3とProとS7の違いを比較!
ここでは「PowerArQ 3」「Power ArQ S7」「PowerArQ Pro」を比較して、大きな違いを3つご紹介します。
その他のちがいや詳細情報は、あとで比較表にまとめますので参照してください。
なお、外観の違いは以下の通りです↓
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違い① ワイヤレス充電機能の違い
今はスマホの充電はワイヤレスが主流になりつつあります。
「PowerArQ」シリーズも同じで、「PowerArQ3」「Power ArQ S7」にはワイヤレス充電に対応したスマホやイヤホンのワイヤレス充電が可能です。
ただ、「PowerArQ Pro」にはついていません。
その理由は通常、ワイヤレスとしてスマホを置く場所(本体上部)の構造上に関係します。
▼PowerArQ Proの取っ手部分▼
「PowerArQ Pro」は本体上部に太くて頑丈な持ち手がついています。
これがあることで、ワイヤレスとしてスマホを置く場所が確保できなくなりました。
しかし、その分、出力であるUSB TypeA・USB TypeCがともに2口ずつついています。
違い② バッテリー交換ができるかどうかの違い
(画像の引用元:Smart Tap 楽天市場店のPower ArQ3ページより)
『Power ArQ』シリーズの中で唯一、「Power ArQ3」のみがバッテリー交換が可能となっています。
ポータブル電源を購入する上で気になるのが、バッテリーの寿命です。
バッテリーの寿命=ポータブル電源の寿命なので、どれくらいの頻度で充電したら何回充電できるのか、そこから何年くらい使えるのかを計算してから買う方が多いと思います。
でも、この「Power ArQ3」であれば、その計算は不要です!
ポータブル電源のほとんどが、バッテリー交換できないものが多いので、バッテリー交換できるのは嬉しいですよね。
また、直接バッテリーのみを充電できますので、充電した予備のバッテリーを持っておけば、アウトドアでも災害時でも心強いですよね!!
追加のバッテリーを持参すると、外出先であわてて充電しなくてもすみますね。
ちなみにお値段は、税込み価格は38,500円(2023年7月現在)
Amazonだと、最初から本体と交換バッテリーがセットになったものもありますよ!
SmartTap ポータブル電源 PowerArQ3 オリーブドラブ 1110Whセット(555Wh + 555Wh) バッテリーパック セット(Amazon)
違い③ LDEライトの違い
LDEライトが搭載しているのは「PowerArQ3」と「Power ArQ S7」です。
本体裏側上部にあり、急いで灯りが欲しいときは、ボタンを押すだけでつきます。
ライトの明るさは3段階、色は3色
- 消灯した状態からボタンを短く1回押すと点灯
- ボタンを短く押す度に、明るさの段階が変化し最後は消灯
- 点灯中にボタンを長押しする度に、ライトの色が変わります。
Power ArQ 3・ Power ArQ S7・Power ArQ Pro のスペック比較表
続いては、Power ArQ 3・ Power ArQ S7・Power ArQ Pro の違いを細かくチェックしたい方向けにスペック比較表を作成しました!
気になる所をご覧になって参考にしてくださいね。
項目 | PowerArQ 3 | Power ArQ S7 | PowerArQ Pro |
写真 | |||
カラー | オリーブラブ
レッド チャコール コヨーテタン |
オリーブラブ
コヨーテタン |
レッド
オリーブラブ コヨーテタン |
サイズ(㎜)
(幅×奥行×高さ) |
約320×237×225 | 約314×212×230 | 約333×235×273 |
取っ手付き | 上部にあり(収納可能) | 上部にあり | |
AC電圧 | 100V | 180W | |
対応周波数 | 正弦波 50㎐/60㎐ | ||
AC出力ポート | 2 | 5 | 3 |
USB Type-A | 4
(内Quick Charge 2) |
2 | 2 |
USB Type-C | 入力1・出力1 | 2 | 2 |
出力ポート | ・AC×2
・DC/シガーソケット×1 ・DC/7.9㎜(7909)×1 ・USB TypeA×2 ・USB TypeA(Quick Charge3.0)×2 ・USB TypeⅭ×1 |
・AC×5
・DC/シガーソケット×1 ・DC/5.5㎜(5521)×2 ・USB TypeA×2 ・USB TypeC×2 |
・AC×3
・DC/シガーソケット×1 ・USB TypeA×2 ・USB TypeC×2 |
ワイヤレス充電
ボタン |
〇 | 〇 | ✖ |
電池容量 | 150,000mAh | 224,000mAh | 278,400mAh |
AC出力 | 500W
(瞬間最大1000W) |
716W
(瞬間最大1400W) |
1002W
(瞬間最大2000W) |
・100VAC/7A
※過負荷保護: 735W以上798W未満(約120秒間動作) |
・100VAC/7A
※過負荷保護: 735W以上798W未満(約120秒間動作) |
・100VAC/10A
※過負荷保護: 1000W以上2000W未満(約2秒間動作) |
|
USB出力 | ・USB-A 合計最大18W
(5VDC/3A) ・Quick Charge 3.0 ×2(5V/3A、9V/2A、12V/1.5A)最大18W ・USB-C 合計最大60W (5-20V/3A) |
・USB-A 合計最大15w
(5VDC/3A) ※片側利用で急速充電 ・USB-C 合計最大100W (5-20V/3A) |
・USB-A 合計最大18w
(5VDC/2.4A) ・Quick Charge 3.0 ×1(5V/3A、9V/2A、12V/1.5A)最大36W ・USB-C 合計最大18W (5V/3A、9V/2A、12V/1.5A) |
DC/シガーソケット)出力 | 12VDC/10A
最大120W (11-14VDC使用可) DC/DC変換効率:≧90% |
12V/10A
DC/DC変換効率:≧85% |
|
DC出力時間 | (12Ⅴ/24Ⅴ)7時間 | (12V)8~8.5時間
(200wまで可能) |
(12V):15時間
(24Ⅴ):7.5時間 |
充電方式 | CCCV/MPPT方式 | CCCV方式 | |
入力 | ・専用アダプター
100-120V/5A ・DC(7.9㎜-ACアダプターと変換) 12-40VDC/10A 最大200w ・USB-C充電 最大60W(5-20VDC/3A) 最大60W ・ソーラー充電 最大200W (12-40V /10A) |
・専用アダプター
100-240V/2.5A ・DC(7909) 12-28VDC/8A 最大20W ※ソーラー充電 |
・専用アダプター
100-240V/2.5A ・DC(8㎜)12-30VDC/7.5A 最大180W ※ソーラー充電 |
家庭用コンセント
からの充電時間 (専用アダプター使用) |
200Wまで約3~4時間 | 約7.5時間 | |
ソーラーパネル |
PowreArQ Splar120W(推奨) |
||
ソーラーパネルからの満充電時間 | MPPT方式 140Wで発電した場合約5時間 |
MPPT方式 140Wで発電した場合約6時間 |
210Wで発電した場合、約6~7時間 |
環境温度(℃) | 動作温度:-20~45
充電温度: 0~45 |
動作温度:-10~45
充電温度: 0~45 |
|
保管可能温度:0~45 | 保管可能温度:
1年 :-20~25 3ヶ月:-20~45 1ヶ月:-20~60 |
||
充電可能湿(%) | 10~90 | ||
重量(㎏) | 約7.9 | 9.5 | 10.4 |
保証期間 | 2年間
公式ストアーから購入の場合3年 無制限修理対応 |
||
お問い合わせ | 〈オーナーズデスク〉 ※リンク先:Smart Tap 公式HP「製品のよくあるご質問」ページ電話:050-3184-1730(受付時間10:00~15時、土日祝休み)・無制限カスタマーサービス・LINEサポート(QRコード読み取り) |
||
公式税込価(円) (2023年7月現在) |
88,000 | 79,200 | 132,000 |
同梱物 | ・本体
・専用ACアダプターセット(200W) ・専用ACケーブル ・MC4ケーブル (約1.5ⅿ) ・シガーソケットケーブル(約1.5ⅿ) ・バッテリーバック (555Wh) ・AC出力キャップ×2 ・取扱説明書 |
・本体
・専用ACアダプターセット ・専用ACケーブル ・MC4ケーブル (約1.5ⅿ) ・シガーソケットケーブル(約1.5ⅿ) ・取扱説明書 |
・本体
・専用ACアダプターセット(180W) ・MC4ケーブル (約1.0ⅿ) ・シガーソケットケーブル(約3.4ⅿ) ・取扱説明書 ・ケーブル収納ポーチ |
・バッテリーバック(555Wh) | 〇 | ✖ | ✖ |
(機能) | |||
LDAライト | 〇 710ルーメン
94時間点灯 |
〇 500ルーメン
113時間点灯 |
✖ |
ワイヤレス充電 | 〇 1口
最大15W(5-15W) |
〇 1口
最大15w(5-15W) |
✖ |
交換バッテリー リンク先 :Smart Tap 楽天市場店 |
〇(約9時間) | ✖ | ✖ |
パススルー充電 | △(緊急時のみ) | ||
バッテリーの種類 | マンガン系
リチウムイオン |
リン酸鉄
リチウムイオン |
マンガン系
リチウムイオン |
満充電までの時間
(専用アダプター入力) |
3~4時間
(200wまで) |
3~4時間 | 7.5時間 |
充電サイクル | 約500回 | 約500回 | 約3000回 |
使用時間
例① 電気毛布 (強:50W) 例② ドライヤー (1000W) 例③ 電気ポット (700W) |
1晩(バッテリーを交換した場合は+1晩)
✖ ✖ |
1晩✖
1回 |
2晩50分
3回 |
使用目安 夏・冬
(280Whの場合 ) |
約1.5泊 | 約2泊 | 約3泊 |
安全性 | 〇 | 〇 | ◎ |
安全基準・品質テスト | 合格
日本規格のPSE検査 ISO9001 UN38.8 |
||
バッテリーマネジメントシステム(BMS)搭載 | 過電圧保護
セル劣化保護 過電流保護 低電圧保護 短絡保護 温度管理 |
||
防水・防塵性能 | lp33
(端子カバー装着時) |
lp20 | |
制御装置MCU
内臓 |
〇 | ||
ECO | 自動電源ON/OFF切換可能
ONの場合、AC出力が10W以下で4時間以上経過するとAC出力が自動でOFFになる |
(引用:Smart TapのHP、取扱説明書、Amazonより)
※電圧表記では、VまたはVDCとそれぞれ記載していますが同じ意味です。
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PowerArQ3とProとS7のどれがおすすめ?
ここまで、「Power ArQ 3」「 ProPowerArQ S7」「Power ArQ Pro」について比較してきました。
それぞれに個性のある特徴や機能がありましたね。
そこで、私の独断ではありますが、この3機種を購入する場合におすすめしたい方を考えてみましたので発表いたします!!
PowerArQ3がおすすめの方
・ポータブル電源を購入するには、まだハードルが高い初心者の方(少額予算)
・充電する機種の容量が少ないものしか利用しない方
(例えば、スマホやノートパソコンくらいしか充電しない)
・屋外で使用するとき、予備の充電も持っていきたい方
PowerArQ S7がおすすめの方
・リモートワークの充電をしながら、お茶をしたい(お湯を沸かしたい)方
・車中泊をしてみたい方(している方)
・ポータブル電源は欲しいけど、容量が少なすぎず、多すぎず、手頃なものが欲しい方
PowerArQ Proがおすすめの方
・停電や災害時の電気の供給源に使いたい方
・趣味のDIYやキャンプ、イベントなどで電気製品を多く使う方
・大容量のポータブル電源の利用頻度が、月4回以上必要になると想定される方
・自宅の電気代を節約したい方
PowerArQ3とProとS7の共通点
最後に、「Power ArQ 3」「 ProPowerArQ S7」「Power ArQ Pro」の3機l種が共通してもっている機能をご紹介します。
安全基準に合格し、安心して使うことができる
数多くの安全基準・品質テストに合格しています。
・世界最先端のバッテリーマネジメントシステム(BMS)
・電気用品安全法(PSE)
・国際規格の品質マネジメントシステム(ICO9001)
・国連の輸送規格(UN38.3)
・UL(アメリカの保険業者安全試験所)の安全規格
・北米無線通信規格(FCC) ※無線サービスに混線を起こさないための規格
・有害物質規格(RoHS) など
このことによって、いつでもどこでも安心して使うことができます。
ECO機能搭載で経済的に使うことができる
自動電源ON/OFFの切換ができます。
ONの場合、AC出力が10W以下で4時間以上経過するとAC出力が自動でOFFになるというのはうれしいですね。
「うっかり消し忘れていた」ということがなくなります。
パススルー機能があるので同時充電ができる
パススルー充電とは、ポータブル電源を充電しながら、ポータブル電源から他の機種にも充電ができること。
よくありがちなのですが、スマホのコードをコンセントにさして、充電しながら操作をすると本体が熱をもってしまうことってありませんか?
このようなことをすると、スマホ本体の寿命が短くなったり、発火する危険があります。
それはポータブル電源でも同じです。
なので、このパススルー機能の付いていないポータブル充電でのパススルー充電はやめましょう。
ちなみに、「Power ArQ 3」「 ProPowerArQ S7」「Power ArQ Pro」3機種ともこのパススルー機能がついています。
ただし、取扱説明書には『バッテリーの劣化を防ぐためにも、緊急時にのみ使用してください』と記載されていましたので、使用タイミングには注意したほうがいいですね。
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PowerArQ3とProとS7を比較のまとめ
今回は、福岡県にあるSmart Tap社の『Power ArQ』シリーズのなかから、「PowerArQ3・Pro・S7のポータブル電源を比較!どれがおすすめ」というタイトルで、3機種をご紹介しました。
「魔法の箱」とも呼ばれているこのポータブル電源。
結論からいいますと、その方の使う環境・予算・思いによって使用する機種が決まってくるでしょう。
ですが、どの機種を選んでも納得できる製品です。
SNSの口コミの中でも、総合的に高い評価が掲載されています。
数年前に比べると、ポータブル電源もお手頃な価格で販売されています。
セール中であれば割引価格となるので、この時を逃さないように、チェックしてみてくださいね。
【おまけ情報】下取りサービスについて
Power ArQでは、お持ちのPower ArQシリーズからご希望のPower ArQシリーズをに買い替え購入する場合に下取りを行っています。
詳しくはお客様サービスSmart Tap オーナースデスクまでお問い合わせください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
さいごに、魔法の箱が、あなたの生活を豊かにしてくれることをお祈りします!
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