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EW-052AとTS3530の違いを比較!エプソンとキャノンどっちがおすすめ?

EW-052AとTS3530の違いを比較!エプソンとキャノンどっちがおすすめ? PC周辺機器

エプソンとキャノンのプリンターEW-052AとTS3530の違いを比較してご紹介します。

家電量販店では、さまざまのプリンターが展示されていますが、その中でも、エプソンとキヤノンの製品はひときわ目立つ場所に展示されていますね。

その中でも、エプソンのEW-052A、キヤノンのTS3530は大変人気の商品になっています。

 

エプソンのEW-052AとキヤノンのTS3530の大きな違いは…

  • インクカートリッジタイプの違い
  • 印刷コストの違い
  • プリントヘッドの違い
  • 印刷技術の違い
  • 販売開始時期の違い

の5点が挙げられます。

 

エプソンのEW-052Aがオススメなのは…

  • なるべく印刷コストを抑えたい方
  • 封筒印刷をしたい方

 

キヤノンのTS3530がオススメなのは…

  • インク交換を簡単に済ませたい方
  • ヘッド交換が簡単にできるプリンターが欲しい方

 

となっています。

 

これからプリンターの購入を検討されている方、どちらの製品がいいのか迷っている方のご参考になれとまとめていきますので、最後までチェックいただけると嬉しいです。

 

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EW-052AとTS3530のに違いを比較!

では、エプソンのEW-052Aと、キャノンのTS3530の違いを詳しくご紹介していきます。

 

インクカートリッジのタイプの違い

エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530では、カラーのインクカートリッジのタイプに違いがあります。

 

どういうことかというと、プリンターのカラー印刷は、赤・青・黄色の3色を混ぜ合わせて印刷しています。

なので、カラー印刷にはインクも赤・青・黄色の3色が必要になります。

その3色のインクが、エプソンEW-052A各カラーごとにカートリッジが単体になっていて、キャノTS35303色一体型カートリッジになっています。

 

写真で見ていただくと分かりやすいので載せますね!!

 

▼エプソンのEW-052Aのインク▼


(写真:楽天市場)

 

▼キャノンのTS3530のインク▼


(写真:楽天市場) 

 

エプソンEW-052A無くなったカラーの色ごとにカートリッジを交換できます。

特別に多く使う色がある方には、他の色が無駄にならずに済むのが良いところです。

 

キャノTS3530はカラーのカートリッジは1つになっていますので、赤・青・黄色のどの色がなくなっても全て交換となってしまいます。

他のカラーが残っている場合は少しもったいない気もしますが、カラーカートリッジ1つを交換するだけなので、交換自体の手間は省けますね。

ちなみに、黒とカラーのカートリッジは別になっていますので、黒のみの交換はできます。

 

 

印刷コストの違い

エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530では印刷コストにも違いがあります。

インクカートリッジの形式の違い、染料・顔料の違い、印刷技術の違いなどから、印刷コストにも違いが出てきます。

 

▼エプソンEW-052AとキャノンTS3530の印刷コスト比較表▼

A4カラー文書インクコスト L判写真インク+用紙合計コスト
エプソンEW-052A 約15.2円 約30.5円
キャノンTS3530 約18.5円(大容量インクカートリッジ)
約25.7円(標準容量インクカートリッジ)
約28.1円(大容量インクカートリッジ)
約34.8円(標準容量インクカートリッジ)

 

全体的にエプソンEW-052Aの方が印刷コストは安いですね。

ただ、キャノンTS3530のインクカートリッジは、大容量のものと標準容量のものがあります。

大容量を選べば、だいぶコストは抑えられますね。

 

 

プリントヘッドの違い

エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530ではプリントヘッドにも違いがあります。

インクジェットプリンターのプリントヘッドとは、インクを印刷する紙に吹き付けるノズルの部分をいいます。

プリントヘッドは使っていくうちに、ノズルが目詰まりを起こしてしまうことがあります。

目詰まりを起こした場合、ヘッドのクリーニングをすることで目詰まりを解消するのですが、長年使っているうちに上手く目詰まりが取れないこともあります。

その場合、プリントヘッドが本体についていると交換は簡単でなく修理に出すことになります。

修理に出すと部品交換になりますが、交換に意外とコストがかかってしまって新しいものを買った方が安いなんていう場合もあります。

 

今回ご紹介しているエプソンのEW-052AとキャノンのTS3530のプリントヘッドがどうなっているかというと…

エプソンのEW-052Aのプリントヘッドは、本体についていてインクをセットした下部にある
キャノンのTS3530のプリントヘッドは、インクカートリッジと一体化している
となっています。
エプソンEW-052Aの場合、ひどい目詰まりになってヘッドクリーニングで間に合わない場合は、部品交換の修理に出す必要があります。
キャノンのTS3530の場合は、インクカートリッジを交換する度にヘッドを新しくすることができます。
長年使っている場合だけでなく、印刷頻度が少ない場合もプリントヘッドが目詰まりを起こしやすくなります。
もちろんヘッドクリーニングで解決することが多いので、極度に心配する必要はありませんが、ひどい目詰まりを起こしてどうしようもなくなった時は、インクカードリッジの交換でヘッドも交換できるキャノンのTS3530は、よく考えられているなと思いました。

印刷コストというとインク代のことばかりが気になりますが、長く本体が使えるかどうかもコストパフォーマンスを計算する上で大事な点だと思います。

あくまで個人的な経験ですが、プリントヘッドの目詰まりが解消できずプリンターを交換することがあります。

プリントヘッドをなるべく簡単に交換できることは長くプリンターを使えることにつながるのではないかなと思います。

 

印刷技術の違い

エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530では印刷技術にも違いがあります。

エプソンEW-052Aは、MACH方式
キャノンTS3530は、バブルジェット方式

 

違いを簡単に説明すると、MACH方式ノズルから水鉄砲のようにインクが吐出する方式。

バブルジェット方式、ヒーターで高熱を加えて発生する泡によってインクがノズルから吐出する方式です。

熱を使用するかしないかの違いで、エプソンのMACH方式は熱を使用せず、キャノンのバブルジェット方式は熱を使用します。

 

それぞれの利点としては…

エプソンのMACH方式は、使用環境の気圧や気温に左右されずヘッドの耐久性が高いこと。

キャノンのバブルジェット方式は、インク滴の吐出が高速で印字画素の密度が高く、また、ヘッドの構造が比較的単純なもので済むことです。

 

 

販売開始時期の違い

エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530では販売開始時期に違いがあります。

エプソンのEW-052Aは、2019年8月
キャノンのTS3530は、2022年3月

 

電気製品は、毎年のように新製品が開発・販売されています。

先日5~ 6年前に購入した製品が故障した時、「この製品は廃版となっているため、故障した部品の取り寄せが困難で修理ができない」と言われたことがあります。

現在のところ両方の製品ともサポートがありますが、今後時間の経過とともに、エプソンのEW-052Aはすでに製造から数年経過しているため、部品がなく修理が難しくなることが考えられます。

 

ただし、エプソンのEW-052AもキャノンのTS3530も、それぞれの会社で発売されているプリンターの中では、廉価なモデルとなっています。

2023年7月現在エプソンのEW-052Aは約6800円、キャノンのTS3530は約7800円ほどとなっています。

使った年数にもよるかとは思いますが、ある程度つかった後であれば、修理に出して部品交換するよりも、同じものを新品で買う(もしくは、同じようなスペックと価格のプリンタを買う)方が安く済む場合もあります。

 

ただ、エプソンのEW-052Aは発売から4年たっているので、もしかするとモデルチェンジすることも考えられますね。

 

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エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530のスペック比較表

比較の最後に、エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530のスペックの比較表をつくりましたので掲載しますね。

詳しく違いを見たいか所がありましたら、参考になると嬉しいです。

 

器種名 エプソン EW-052A キャノン TS3530
画像
(画像:楽天市場)

(画像:楽天市場)
特徴
  1. コンパクトボディー
  2. 文字に強い(ブラックがきれい)
  3. 安心して写真プリント
    「オートフォトファイン!EX」(逆光写真を自動で補正、色かぶりも、しっかり修正)
  4. 無線/有線LAN:スマホとの接続が簡単
  1. コンパクトボディー
  2. 「4色ハイブリッドインク」
  3. 「自動電源ON」で簡単プリント
  4. 高密度プリント「FINE」
  5. 無線/有線
  6. 「おうちでスマホプリ」:スマホから写真・SNSなどのプリントが可能
家電量販店

店員さん生の声

  1. インクは染料・顔料なので、水には弱いが、色はよく(発色し)にじみにくい
  2. インクカートリッジは各色別(分離型)なので、無くなった色だけ補充できる
  3. 2019年8月に発売
  1. カメラで有名なブランドなので、色は鮮明。写真印刷が多い方におすすめ
  2. インクカートリッジはブラックとカラー(一体型)の2つ
  3. 2022年3月に発売
・どちらもコンパクトでデザインがすっきりしている
・無線/有線での接続が可能
・コストも安価で抑えることができます
設置スペース
(収納時)390×300×146(㎜)
(使用時)390×504×279(㎜)
(収納時)約435×327×145(㎜)
質量
(本体のみ)
約4.0㎏ 約4.0㎏
カラー ホワイト ブラック・ホワイト
インクタイプ
4色、独立型インク
(顔料1色、染料3色)
4色、ハイブリッド
プリントコスト

(税込み)

・A4カラー文書:約14.5円
・L判写真インク・用紙合計コスト:約28.8円
・L判フチなし写真のインク・用紙:約18.5円(大容量)/28.1円(標準容量)(キャノン写真用紙・光沢ゴールド)

・普通紙カラー:約18.5円(大容量)/25.7円標準容量)

プリントスピード ・L判印刷スピード:約74秒

・A4写真用紙〈光沢〉:約2分49秒

・L判フチなし写真・カラー1枚の印刷時間:約52秒

・A4カラー文書原稿台コピー(カラー1枚の印刷時間):約27秒

印刷技術/方式 インクジェット

MACH方式
ノズルから水鉄砲のようにインクが出る

インクジェット

バブルジェット方式
:ヒーターで高熱を加えて発生する泡によってインクがノズルから出る

用紙 使用可能用紙種類 L判、2L判、KG、六切、ハイビジョン、A6縦~A4縦、リーガル、レター A4、A5、B5、レター、リーガル、L判、KGサイズ、2L判、スクエアー
封筒 洋形封筒1号~4号
長形封筒3号、4号
ハガキ 郵便ハガキ
郵便ハガキ(インクジェット紙)
郵便往復ハガキ
Epson純正ハガキ
※必要マージンに注意
郵便はがき
インクジェット光沢郵便はがき
インクジェット
キャノン純正はがき
その他 フォトシールセット
貼ってはがせるプリントシール
オリジナルマグネットシート
消費電力 約12W
(スタンドアローンコピー時)
約9W:コピー時(USB接続時)
約1W:待機時(USB接続時)
同梱品 セットアップ用インクカートリッジ ブラック
シアン
マゼンダ
イエロー
ブラック
3色カラー(一体型)
マニュアル/ソフト
  • 早わかりガイド(紙)
  • ソフトウェアディスク
・設置基本操作マニュアル(紙)
・セットアップCD-ROM
・取扱説明書内(QRコード含む)
その他 電源コード、保証書 電気コード、保証書

 

 

EW-052AとTS3530どちらがおすすめ?

これまでエプソンのEW-052AとキャノンのTS3530の違いを詳しく比較しました。

違うポイントが沢山ありましたので、私の独断と偏見で、どんな方におすすめしたいかをまとめてみました。

 

EW-052A(エプソン)がおすすめの方

  • 印刷コストをできるだけ抑えたい方
  • カラーインクカートリッジを無くなった色だけ交換したい方
  • 封筒印刷をしたい方

エプソンのEW-052Aがおすすめです!!

 

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TS3530(キヤノン)がおすすめの方

  • インクカートリッジの交換を簡単に済ませたい方
  • プリントヘッドの交換も定期的にしたい方
  • パーティーグッズやペーパークラフトがプリントできる「Creative Parkアプリ」(文字をクリックでどんあアプリか確認できます)を使ってみたい 

キャノンのTS3530がおすすめです!!

 

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EW-052AとTS3530の共通点

これまで、エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530の違いやおすすめしたい方をご紹介してきました。

最後に両製品の共通点についてもご紹介します。

  • コンパクトなデザイン
  • 無線と有線どちらの接続にも対応
  • レーザーではなく、インクジェットプリンターで印刷(インクを直接印刷対象に吹き付けるタイプ)
  • カラーは4色、カートリッジで交換が容易
  • コスト効率がよい

などがあげられます。

 

EW-052AとTS3530の違いを比較のまとめ

エプソンのEW-052AとキャノンのTS3530の違いを比較しご紹介しました。

両方とも詳しくみてきましたが、結論はどちらも優劣つけがたい製品です。

最後まで読んでも、どちらを購入するか迷われる方もいるかと思います。

そこで購入するときの1番のポイントを家電量販店の店員に伺ったのでシェアしますね。

店員さんがおっしゃったのは、最近のプリンターは同価格帯のものはスペックの差ははそれほど大きくないとのことでした。

その上で大事なのは、トータルのコストを考えることなのだそうです。

トータルコストなので、本体代金、インク代、壊れた際の修理コストなどです。

どうしても決めかねた場合は、本体代金だけでなく、その後のランニングコストも含めて、ご自身の予算とご相談の上、決めてくださいね。

コンビニで印刷できる時代になりましたが、それでもやはり自宅にプリンターがあると便利です。

ぴったりのプリンターが見つかるといいですね。

 

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